【公式】喪服に関するトラブルやその対策 -京王メモリアル

葬儀に参列することになり、タンスから喪服を引っ張り出したらあら大変…と慌ててしまう事も少なくありません。喪服に関しては普段着用の機会が少ないことから、さまざまなトラブルが発生しやすいです。いざという時、慌てずに身だしなみを整えるためには、事前の確認と準備をしておくと安心です。

目次

1. 喪服の状態を確認

収納していた喪服を出したら、シワがついているカビが発生している…といったことがあります。 

定期的に喪服の状態をチェックし、シワを伸ばしておくことや、必要に応じてクリーニングに出しておくと安心です。

2. サイズ感を確認

久しぶりに喪服を着たら、きつくなっていたり、逆にだぶだぶだったりする等サイズが合わないこともあります。 

葬儀当日まで時間があるのであれば、事前に試着し、自身のサイズを確認しておきましょう。

必要に応じて、小物を使って調整する工夫も考えられます。

3.靴と靴下の準備

靴が汚れていたり、久しぶりに履いた結果、靴底が剥がれてしまうことがあります。

特にヒールの靴は履き慣れていない場合、痛くなってしまうケースもあります。

また、座敷の部屋で靴を脱ぐ可能性があるため、穴の開いた靴下や伝線したストッキングは避けたいですね。

~喪服(着物)の着用を検討している方~

喪服(着物)の着用を検討している方も同様に気を付けておくと良い点があります。

4. サイズの不適合

体型に合わない着物だと、着崩れを起こすことがあります。

特にお母様の着物が自身の体型に合わないというケースも少なくありません。

事前に試着して、自分に合うか確認しましょう。

5. 保管状態の確認

洋装の喪服同様、長期間保管していた着物にカビ虫食いがないかチェックする必要があります。

必要であれば、クリーニング…となりますが、洋服と違い、着物のクリーニングには時間がかかる事が多いです。

お直しをする場合も同様に時間がかかる事が多いです。

万が一に備えるのであれば、早めに確認することをお勧めします。

6. 帯や小物の確認

帯や小物が揃っているのかも、きちんと確認することが大切です。

特に草履は経年劣化で壊れてしまったりサイズが合わず痛くなることもあるので、事前に確認が必要です。

~子どもが参列する際の服装~

学生が葬儀に参列する場合、制服を着用することは一般的に許容されていますが、

一部の学校では、葬儀に参列する際の服装についてのガイドラインや方針があるかもしれません。

事前に確認しておくことが大切です。

また制服がないお子様に関しては、黒やダークトーンの服装を選び、

シンプルで落ち着いたデザインが望ましいです。

小さなお子様は動きやすさを考慮したデザインを選んであげると快適に過ごせるでしょう。

~レンタル衣装に関して~

様々な事情で喪服の用意ができない場合、レンタルの喪服もご利用いただけます。

ご用命の場合は、お問い合わせいただければ、迅速にご案内いたします。

ただし、葬儀後には法事なども控えていることが多いため、購入を検討するのも一つの手段です。

レンタルの場合、都度費用がかかるため、頻繁に利用する可能性があるのであれば購入する方がコストパフォーマンスに優れています。

最近は自宅でお手入れができるウォッシャブル仕様の喪服も増えてきました。レンタルよりも購入という選択も現実的なのかもしれません。

~まとめ~

突然のお葬式において、喪服の準備は非常に重要です。

慌てず、しっかりと身だしなみを整えるためには、事前に確認しておくことが不可欠です。

喪服についての注意点を把握し、万全の準備をしておくことで、葬儀当日に安心して参列できます。

また、急な葬儀に対応するためのレンタル衣装を利用することも一つの手段ですが、法事などの行事も考慮し、購入を検討することで長期的な視点からのコストパフォーマンス向上も期待できます。

それぞれのライフスタイルに合った選択をしていくことも大切です。

身だしなみを整えることは、故人への敬意を示す大切な行動です。

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